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相談するなら

by Takapi

恋愛相談を受けることがごく稀にあるのだが、その都度申し訳ない気持ちになる。

それはつまり、僕が既にその「道」を降りていて、具体的な提案をできないからである。
というか具体的なことを“忘れて”いるのだ。
とても寂しいことだけれど。

おそらく相談してくれた人は具体的にどうすればいいのかを聞きたいはずだ。
メールの返信の仕方からデートの誘い方まで。
そしてその先の話す内容だったりその他「諸々の所作」についても、ひとつひとつどうこなしていくかを聞きたいのだ。

しかしながら僕が導く答えはいつも同じで、それは、結局どんな手を打ったとしても、将来「少しのリグレットと罪をかかえこむ」ことになり、それがまた良い思い出となって、その思い出に「Hello,again」することになるのだから、とにかく思った通りに行動すれば良いんじゃない?というなんの具体性もない結論しか提供できないのだ。
※詳細はMy Little loverをお聴きください。

過去の苦かった経験も「思い出」と割り切れる位に人間は生存本能強く進化しているのだ(あくまで一般論として)。

そう考えると具体的な「策」を求める際には今まさにそれをこなしている「現役」の人の中から相談相手を探した方が良いということになる。恋愛だけではなくても仕事にしたってそうだろう。

と、ここまで書いて「でも」と思った。
そもそも「策」だけを求めて相談するのかなと。

相談を受ける心得

自分の過去を思い返してみると、悩んでいる時に欲しいものはふたつに分かれるなと。

ひとつは、現実的に次どういうアクションをとればいいかという「方法」のアドバイスを求めることであり、もうひとつは進むべきか退くべきかの「判断」を委ねることである。
いや、もっと厳密に言えば後者は、進むかやめるかはもう自分の中である程度“決まって”いて、最後の後押しだけが欲しい、というケースのことだ。

相談を受ける立場として結構間違えてしまうのは、「判断」を委ねているのに、「方法」をていねいに説明してまったり、はたまたその逆をしたりすることで、そうすると、「あぁ、そうじゃない。この人使えない」と思われてしまう可能性がある(あった)。

ではどういう態度で相談を受けるべきか。
これといった正解はないし、先のふたつの求めるものを見分けるのは難しいのだけれど、とりあえずできることとして、「あなたはどうしたい?」と聞くことからスタートすることだと思う。

それでここが肝心なのだけれど、答えが自分の中にないのであれば、次にやることは相談者の「リスト」をその人に渡すことだ。
自分ひとりでは抱えることが「良いリーダー」では決してないし、何もかも自分で解決できると思わない方が良い。

本当に相談したいと思える人は「答えを持っている人を知っている人」のことです。

それでは、また明日から。

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