LOG IN

剥いだ先に

by Takapi

たまに息の合ったコンビを見ると羨ましいと思うのだけれど、そもそもそんな信頼関係ってどういう風に培った関係のことなんだろうと今更ながら考えるようになった。

もちろん勝手に信頼している人は僕にもたくさんいるのだけれど、互いに“同じ度合い”で信頼している関係となると果たしてどうなんだろうと。

そんな折に山田ズーニーさんと編集者の木村俊介さんのトークイベントに参加して、お二人の会話を聞いていたら「信頼関係」がどういうことなのか少し分かってきた。

今まで僕は互いの足りないところを補完し「助け合う」という互助の関係が信頼関係なのかと思っていた。
けれどそこには相手の「メリット」が付きまとう。だから「信じて頼る」ような関係とは少し違うのでは、とも思っていた。

今回二人の会話を聞いて感じたのは、「与える」ことではなくて「剥ぎ取る」ことだった。そして互いに剥ぎ取る痛みを共有していることが揺るぎない信頼を生んでいるように思えた。

自分を形成してきた皮(経験とか思想とか)を一枚ずつ丁寧に時間をかけて剥いでいくこと。そうして奥の奥にある「根」をさらけ出すことができた先に信頼関係が生まれるのではないかと思った。

だから、という訳じゃないんだけど、年齢を重ねるほど「皮」は厚くなるから、まだ「皮」の薄い若い頃の方がさらけ出すまでが早いし、そこで関係を結んだ人とはその後長く「関係」を続けていけるのかもなと。

だからたぶん手始めに僕らがやるべきことは、今欲しい「なにか」を聞くことではなくて、「なぜ」それがほしいかを話すことからなんだと思う。じっくりと、たっぷりと時間をかけて。

よく分からなくなってきたけど、それではまた、明日から。

このエントリーをはてなブックマークに追加




Takapi
OTHER SNAPS