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Instagramとともに振り返る2016年

by Takapi

2016年12月31日。

大晦日に掃除を終えてビールを飲みながら
2016年の振り返りをまじめにやろうとして完全に行き詰ったので
そこは新年の抱負に回すことにしました。

2016年を振り返るにあたり、
Instagramの写真とコメントをg.o.a.tにそのままあげたら面白いのではと思い至ったので実験的に書き起こしてみます。


投稿した写真を拝見に
その上にコメントを載せて
投稿した日付も入れてみました。
特に気持ちに変化のあった時の投稿のみを厳選してお届けします。

2016/5/8

無人のボートに思う、与えられる「役割」について。
新緑の木漏れ日の中。

2016/06/11

夕暮の井の頭。

体調が優れないからしばしベンチに座って何も考えずに眺める。

散歩する犬の息切れの音。
水鳥の水面を跳ねる音。
路上パフォーマーの奏でるヴァイオリンの音。
草を揺らす風の音。
ベビーカーを引く車輪の音。
子供の嬌声。
ジョガーの地面を叩く音。
鳩の鳴き声。
異国の言葉で議論している声。

少しベンチに座るだけでこれだけの音に気付く。
それだけこの世の中は可能性に満ちている。

耳を立てよう。もっと。

なんてことを考えてみる。

そしてもう帰ろう。
ビールを飲もう。
お腹痛いけれども。

2016/7/20

沈む夕陽は誰かと談笑しながら見送るもので
昇る朝陽はひょっとしたら一人静かに迎えるものなのかも知れない。

2016/07/30

みなとを何に例えよう。

いつもいつでもそこで待ち続けてくれる人
ただ笑顔で見送ってくれる人ただ黙って迎えてくれる人

そこはきっと過去も未来も「ただいま」と「おかえり」がある場所。

20116/8/21

花火の音は、目に入るそれより遅れて思い出を連れてくる。

夕焼けと花火と富士山と。
友人に誘われてアパートの屋上から贅沢な花火鑑賞。

花火は橙色一色が一番胸に迫ると思うのだけれど皆さんはどうかなぁ。

刹那。儚さ。

花火を形容する言葉は数多あって、
それらの言葉に自然と頷いてしまうのは、
人それぞれに見上げる花火と寄り添う思い出があって、
それでも同じ花火を見上げてる隣の人の思い出に共鳴できるからだと思う。


2016/10/15

新しいことに構えないこと。
うわべだけで付き合わないこと。
予測できないことに慌てないこと。 
独りよがりに決めつけないこと。
積み上げてきたことに頼らないこと。 

「行きつけ」を持つことは、なんだか大人の所作を身に付けることなんだなぁと。

2016/10/19

違いを「楽しむ」こと。
同じことをするのは「楽しい」。
「楽しかった」ことはBGMにして寂しさを乗り越えればいい。

笑って、泣いて。
本当に良かった。
久し振りに解放できたような気がする。

2016/10/24

無人の観客席に、可能性を感じるか、寂しさを感じるか。

2016/11/15

懐かしさの根源は誰かがいた気配。
社会人になってから10年以上の付き合いの友人との会話は、
他愛もない会話の中に自分の現在地を見出すことができる。
「無理をするな背伸びしろ」と優しく鼓舞してくれる。

2016/12/1

停車駅を過ぎるごとに人が降りていき、
だんだんと空席が増えていく新幹線の雰囲気がなんとなく落ち着くんです。

何処かに旅をするということは、
日常でパンパンになった自分という箱に少しだけ空白を作り、
旅先で出会ったものをその空白に入れることで、
少しだけ箱を新しくすることなんだと思う。

空席が増えること。
その空白を確かなものとして、今ここに感じられる。

2016/12/10

2016年もあと20日。
「いろいろあったねぇ」って言ってちょっと笑って「良いお年を」で終わりたい。 
「良いお年を」好きな言葉です。

いろいろあったけどまぁいっか、てなる。
年の最後くらい寛容でいようよと。

良かったことも悪かったことも過ぎれば全て「いろいろ」で片付けられる位がちょうど良いんです。

ちょっとそういう話、しませんか。

2016/12/11

流暢に話す人ほど言葉も流れるようで、翌日記憶に残らなくなりました。

家の前も完全に色付き切りました。
晩秋であり初冬。
一年の締めくくり。

あと2週間はほぼ酒場を行き来する生活。
できることなら、議論よりも誰かの物語を聞きたい。

表向きの言葉はこの季節にはいらない。

うまく話せなくてもいい。
ゆっくりでいいからポツリポツリと僕の前に言葉を落として欲しい。

年末くらい、じっくり時間をかけてしっかりと拾うから。

2016/12/21

タイミングの妙で、縁がつながってその人の立ち位置が劇的に変わることはあって。

でもそれはきっと本人が、
つなげたいと思わせるだけの魅力をひとりぼっちで磨き続けてこれたからだと思うんです。

だからそうゆう人が一歩を踏み出す時には僕は全力で応援したいし、
できる限りつなげたいと思うし、つなげられるだけの人でいたい。


2016/12/29


今年も取り敢えず無事に納めることができました。
世間のみなさんに倣って、
お酒混じりの頭で、
僕も1年の振り返りをしてみました。

思い至ったのは、
今年はいつも以上に恋してたなぁということです。
 「恋」の語源となっているのは「乞い」なんです。
 「乞う」というのは、つまり自分にないもの、
欠けているものを求めることで。

今年は自分のできないこと、
足りないことが残念なことにはっきりと分かってきて、
なんだかずっと、
赤ん坊のように手を伸ばしては声をあげていたような気がします(いい大人なのにね)。 


でもほんとにありがたいことにその足りない部分を
いつも誰かが満たしてくれたような気がするんです。

それは現実に会った人たちもそうだし、
こうしてインターネットを通じて声をかけてくれる人たちもそうです。

その温かさをずっと感じられた一年でした。

2017年はどうしよう。
先のことなんてこれっぽっちもわからないけど、
ひとつだけ分かることは、
もっと恋することになると思います。

申し訳ないですけど、
来年もお付き合いいただければと思います。

こうして振り返ると思いのほか面白いです。

2017年。
とりあえず言えるのは
もう少し大人になろうと思います。

それではみなさん、良いお年を。



Takapi
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