LOG IN

【閑話】磯丸水産的関係について

by Takapi
身の程を知らないまま
可能性を漁り
魔が差した僕にさよなら
夏の終わり
Mr.Children 「花言葉」

最近、というかここ5年位磯丸水産に代表される、いわゆる「トロ箱」系の居酒屋が増えてきましたよね。
かくいう僕も頻繁に使わせてもらっていて。

幼い子をもつ旧友(決まって学生の頃の友人だ)と昼に集まった時とか。
飲み会が終わって、それでもまだ終電まで時間があって「もう少しだけ」という時とか。
映画が始まるまで微妙に時間がある時とか。
一人で吉祥寺をプラプラしてるときに、空腹と孤独に耐えられなくなった時とか(稀)。

そんな時にとても重宝するんですよね。

なんでそんなに人気なのか、ふと気になってしまって、代表格の磯丸水産まわりのニュースを漁ってみた。

「磯丸水産」上場で過熱する、海鮮居酒屋戦争
磯丸水産が一等地に出店しても儲かる理由水産系居酒屋躍進の理由 食のエンタメ性、魚離れなどにあり

上記の記事、ざっくりまとめると

磯丸水産は現在120店舗も展開している。
一号店は吉祥寺で2009年にオープン。磯丸水産を展開するSFPダイニングは「鳥良」も展開している。
24時間営業。昼は海鮮丼、夜は居酒屋、昼のみはシルバー世代に人気。
真似のできない魚の管理手法が新鮮さをキープ。そして美味い。
漁場っぽい雰囲気のエンタメ性が受けている。
などなど・・・・・・

吉祥寺が1号店というのは驚いた。
確かにそのくらいに吉祥寺に行ったような気もする。(既に閉店した井の頭公園前にあったお店はそれではないのかなぁ。誰かご存知ではないですか?)

記事にある人気の理由は間違いないことなんだろうけど、なんとなくまだ腹落ちがしていなくて、たまたまこの3連休に旧友と磯丸水産に行く機会があり、酔っ払って朦朧としながら帰っている電車の中で「あ。これかも。」と思い当たったんです。

それは、出口(入口)が開いていて、常に「外」が見えるということ。

もう少し整理していくと。


僕が磯丸水産を使っている時は、端的に言えば、「空いた時間」をさくっと潰しながらもしっかり満喫したい、という時。次の予定があることを前提としている使い方なんです。

入る時も簡単に行きたいし、いつ出てもいいような空間が求められる訳です。このさくっと行きたい時に、わざわざビルのエレベーターに乗って、居酒屋に入り、丁寧に席まで案内されて・・・って考えると、結局それは落ち着いた時間になってしまうわけですよね。
それが少し煩わしくて、普通の居酒屋には入らずに磯丸水産に足を伸びさせることになるんだと。

これを裏付けるように、今まで見てきた磯丸水産は、通りに面した1階の路面店がほとんど。
この、入口が解放されていてすぐ入ることができて、且つ外とつながっている感じが「すぐ入ってすぐ出ていいのね。」という安心を与え、店に入る敷居を一気に下げることになってるいるなぁと。


例えるならば、「たまに会いにきても良いし、別に誰かのところに行ってもいいよ」的な懐の深い女性のような感じが人気の本質なのではないかと思った次第です。

だから、これは断言しますけど、磯丸水産的な店が仮に「売れそうだ」と盛り上がって、まかり間違ってビルの2階以上の階にオープンしても繁盛しないです。わざわざ登らせる決意をさせる時点で手軽さが一気になくなりますから。

ということに思い当たったシルバーウィーク。
これから、こういう関係の男女を見付けたら磯丸水産的な関係と呼び、あわよくば流行らせたいと決意したところでもう寝ることにします。

このエントリーをはてなブックマークに追加



Takapi
OTHER SNAPS